Anonのマグネット連結システムMFIに対応するネックウォーマーをDIYで完成させた村瀬 晴飛くん(小6)の完成品を披露します。
キッズスノーボーダーの冬の自由研究
ゴーグルを新調するために来店してくれた村瀬 晴飛(はると)くん。お母さんと一緒に選んだのはANON SYNCでした。
SYNCに搭載されているMFI機能に興味津々の晴飛くんは、連結させるアイテムがどうしても欲しかったようで、お母さんにおねだり。最新ギアにアガる気持ち、痛いほど分かりますよね?
ただ、残念ながらMOJANEには彼に合うサイズのMFIアイテムが揃っていませんでした。
そこで僕は、私物のMFIフーデットバラクラバを渡して「これを参考にして自分で作ってみたら?」と提案しました。
Anon MFI
マグネットの磁力でゴーグルとネックウォーマーやレイヤードをワンタッチで連結させるAnonのオリジナル設計。風、日差し、寒さ、降雪でも顔周りを隙間なくカバーできる優れもの。
Anonのデメリットを改善したリメイクバラクラバが完成
それから経つこと約10日…。
再びお店にやってきた晴飛くんが見せてくれたのは、完成した手作りのMFIバラクラバでした。これが、驚きの完成度!
晴飛くん「小さくなってしまったBURTONのバラクラバをベースにして、生地を重ねて縫い付けました。ゴーグルが曇らない様にするにはどうしたら良いか考えて作りました。」
晴飛くんの言う通り、Anon MFIが抱える唯一の問題点が「曇り」でした。僕のMFIを使ってみて、彼も「曇り」が気になったようで、それを改善するために2重仕立てにしたそうです。
再利用したフリースのバラクラバに合わせたのは、薄く軽い素材の布。
息が上がっても熱が籠らず、外に逃げていきます。寒いときは二重に、暑くなったら外側のみを使う、という2WAY仕様になっています。
これはAnonに逆提案したいナイスなアイディアです。
僕が感動したのは、MFIキャリアの差し込み口のまつり縫い。
Anonと同じ赤い糸を使っているんです。
こういう細かなポイント、大事ですよね。
また、薄手の生地を選んだ結果、驚きの機能がもう一つ。ゴーグルがバラクラバに近づくと、手を使わずともパチンと付くのです。もはや手すら使わない自動装着。
制作時間:5時間
制作費:1,000円程度(お小遣いで購入)
材料:イオンの手芸品売り場の手作りマスクコーナーにて、材料を調達。
スキル:小6家庭科のミシン作業程度。
自分に合うものは自分で作る、DIY精神に感服
晴飛くんの満足そうな表情を見ると、使用感もバッチリ!なのでしょう。
こういったオリジナリティのある道具が一つあると、スノーボードライフは益々充実していきます。
MOJANEユーザーにもカスタマイズを行う人は多いですが、今回は晴飛くんの制作意欲に拍手を送りたいと思います。